らみぃちゃ(ボーっと生きる)

定年退職後、東京から地方へ移住しました。時間がある時に日記感覚で書いてみようと始めました。ボーっとしててもなんとかなるサで生きています☆彡

シニア女子 大都会から地方へ移住⑩

再就職というゴールはしましたが

再就職が決まって初出勤の日、緊張しながらも皆様の前でご挨拶をしました。

「一日でも早く戦力となるよう頑張ります。よろしくお願いいたします。」と。

 

シニアでも新人

挨拶が終わりすぐに配属された部署に行き、パソコン等の設定をしてもらい、

まずは大筋を説明してもらえるのだろうと勝手に思っていました。

ところが何の説明もないまま、いきなり基幹システム操作に入りました。

補助してくれる方はいましたが、最初にここをクリック、次ここ、そして次はここ、

最後に印刷して・・・といった感じで矢継ぎ早です。

毎日補助してくれる人が変わり、それが続くのです。

早々に辞めたくなりました。

そんな調子で全く仕事が覚えられずにいたら、救世主は現れるんですね。

ちゃんとした操作マニュアルをくださり、一つ一つ時間をかけて説明してくれました。

その方も私と同じ臨時職員の一人です。

その方のお陰で仕事には少しづつ慣れましたが、どうしても慣れない事がありました。

職場の雰囲気です。

私は臨時職員ですが、公務員試験に合格した正式職員が大多数の中、

その方達との壁を感じるのです。

決して横柄な言動や態度をとられる訳では無いのですが、

一緒に仕事をして同じ目標に向かっている感じが全くしないのです。

時には無駄話もするのですが、正式職員同士でしか無駄話はしません。

 

それと役所の慣習らしきものにも違和感がありました。

全職員が集合する時は、正式職員が軍隊みたいに年次順に整列するのです。

不思議な光景です。

 

曲者あらわる

面接の時「変わった人とも上手くやれますか?」と聞かれましたが、

もしかしたらこの人の事だろうか⁈と思う人がいました。

私と同じ臨時職員です。

その人は私がする事成す事、いちいち何か言ってくるのです。

「あなた、臨時職員じゃないみたいね」のようなどうでもいい事を。。。

 

シニア再就職は甘くない

再就職して一か月が過ぎた頃、仕事にはだいぶ慣れ時間の余裕も出てきました。

ただ同時に出勤するのがイヤでイヤでたまらなくなってきました。

仕事をしていても楽しくないのです。

一緒に働く人達とのコミュニケーションが全くない日々です。

 

そんなある日、私にとって決定的な事件⁈が起きました。

ちょっとした間違いを指摘された時、初めの頃優しく教えてくれた救世主が、

私のせいだと正式職員に報告したのです。

「えっ?その件は聞いてないですよ。」と言ったら

「分からなかったら聞けばいいでしょ!」と返ってきました。

聞いた事無い仕事なのに、分かるも分からないもある????

その時気付きました。

臨時職員は正式職員の中で、縮こまって仕事をしてるんだな、と。

顔色伺いながら縮こまって3年間も無理だぁ~~と思いました。

 

私、退職させていただきます!

私は忍耐力が無いのか、プライドが高いのか、世間を舐めているのか、

いろいろ自問自答しましたが、辞める事にしました!

恥ずかしい程の期間でしたが、辞めると決めたら心身がスッキリしました。

 

また一から出直しです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シニア女子 大都会から地方へ移住⑨

再就職への道のり「その2」

履歴書と職務経歴書のひな型を作成し終え、いよいよ本格的に仕事探しです。

 

挑戦しました

私の希望に合った職場が一社みつかり、早速ハローワークの紹介状と共に

ひな型の履歴書に手を加え送付しました。

一週間以内には合否の返事が来て、通れば次は面接です。

しかし、なんと3日程で送った履歴書と共に不合格の返事が届きました。

先方は履歴書をちょっと見ただけで返送してきた訳ですね。。。へこみました。

原因は何だったのかと考えましたが、わかりません。

株式会社ではなかったのに「御社の○○」と書いてしまったからでしょうか。

 

気を取り直して再度求人検索を続けました。

次に役所関係の仕事をみつけ、私にとって馴染みのない職種ですが、

長くて3年間の臨時職員の求人だったので、再挑戦する事にしました。

そこは履歴書持参でいきなり面接を行うという所でした。

ハローワークの方に面接の日取りを決めていただき、

またまた紹介状を作成してもらい面接に臨む事になりました。

面接まで日にちも無い中、今度は注意深く履歴書を作成し直しました。

 

そして面接の日、スーツでは無いにしろ服装には充分気を使いました。

面接官は男性と女性の一人づつ、当然私より随分若い方達です。

面接内容は想像より簡単で和やかに進んだ印象でしたが、

ただ一つ気になる質問がありました。

「ちょっと変わった人がいたとしても上手くやっていけますか?」

変な質問だなぁと思いましたが、私も長年働いてきて多少変わった人もいたので

「大丈夫だと思います!」と答えました。

一週間後には返事をいただく事で、その日の面接は終了し帰路につきました。

 

とりあえずゴール

そして一週間後、採用の連絡をいただきました~。

10日後には初出勤です。

なんだか楽しくなってきました。頑張ります!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シニア女子 大都会から地方へ移住⑧

再就職への道のり「その1」

定年退職して移住した私は仕事がありません。

しばらくは雇用保険を受給しながら、住居内を整える日々でした。

その後、年金受給までは貯金を取り崩して遊んで暮らそうと思っていましたが、

遊ぶ相手はいない、ずっと遊んで暮らせる程お金もない、そしてとにかく暇です!!

という事で再就職をしよう!と決心しました。

 

仕事検索

まずハローワークに通って、移住先にはどんな会社や仕事があるのか調べました。

前職は事務職だったので、経験が生かせればと同様の仕事で探してみました。

車通勤が出来ればいくらでもあるのですが、ゴールドペーパードライバーの私には

徒歩か自転車か電車で通勤できる職場しか選べないのです。

それと年齢制限もありました(>_<)

試しに気になった会社の求人詳細を見たところ、「履歴書」「職務経歴書」「面接」

と書いてあります。当たり前ですよね⁈

仕事探しの前に仕事人生の棚卸をしなくては始まらないと理解しました。

 

己の棚卸

まずは義務教育終了の中学校卒業からさかのぼることになります。

もう!あまりに昔過ぎて何年卒業か思い出せません。

社会人になっても昭和~平成~令和と年号は変わってるし、転職もしてるし、

転職した会社は同業他社と合併してるし、でなかなか進みません。

学歴と職歴は何とか書けたものの、志望動機やアピールポイント、

更には職務経歴書なんてどう書いたらいいのか、さっぱりわかりません。

ハローワークで紹介してくれた、再就職セミナーに何度も参加し

何時間も掛けてやっと出来た感じです。

 

棚卸を終えて

履歴書や職務経歴書の作成はなかなか骨が折れましたが、

定年退職して初めて仕事人生を振り返るという作業を終え、

今までまあまあ頑張ってきたなと、己を褒めてあげる事が出来ました。

そして職場やチームメイトに本当に恵まれていたのだと、

あらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

移住した今でも交流がある方々は、私の財産ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シニア女子 大都会から地方へ移住⑦

移住先での財政事情

光熱費について

東京から引越した初日、ガス会社の方に「こっちはガス代高いよ」と言われ

それから光熱費について比較する月日となりました。

 

まずは水道代。

水源は近くにあるというのに水道代は東京のほぼ2倍。

それは東京は住んでる人が多い為、多少設備にお金が掛かったとしても、

分母(人数)が大きくなり個々で支払う金額は小さくなる・・・と知りました。

でもここのお水は美味しいです。

次にガス代。

だいたい東京の1.5倍でしょうか。

地方はプロパンガスのところも多いのですが、私が住むマンションは都市ガスの為、

プロパンより多少は安く済んでいるのかもしれません。

しかし他社との競争が無い為、支払い経路の選択肢がなくガス会社の思うがままです。

そして電気代。

これについてはちょっと比較出来ない部分もありまして。。。

東京のボロアパートでは30Aで、現在のマンションは20Aです。

20Aで大丈夫か⁈と思いましたが、シングル生活では支障なく使えています。

断熱性も優れているので真夏も真冬も、エアコンは比較にならない程使っていません。

従って唯一電気代は少なくて済んでいます。

 

住居費用について

地方でもマンションなど買える訳も無く、当然賃貸です。

しかし住居については東京よりずっとずっと安く済んでいます。

東京では1DKのボロアパートだったとは言え、駅近&都心には近かった為、

まあまあの賃貸料でした。

現在は1LDK、駅近、エレベーター付き5階建てマンション。

もし東京の同じ場所なら、現在の倍以上の賃貸料になるでしょう。

 

野菜等の物価について

地方なのに案外高いです。

地元のスーパーはもちろんの事、イオン系や西友系のスーパーもあります。

大手スーパーは大量に仕入れる為か若干安い気がしますが、

地元の農家さんが納品している直売所は、値段は結構高いですね。

もちろん直売所の方が品質は良いのでしょうが、物流コストが掛かってないはずなのに

何故こんなに高いのだろう?と思います。

それでもメチャメチャ賑わっています。

 

節約生活へ

移住先は光熱費も食費も想像していたより掛かる気がします。

定年退職して移住したので安定した収入はありません。

退職前は毎月それなりの収入があって、出費に関してあまり気にしていなかったなぁと

反省し節約も考えるようになった日々です。

固定費も見直さなければ。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シニア女子 大都会から地方へ移住⑥

私の TOKYO2020

私はスポーツイベントが大好きです!!

特にオリンピックは大・大・大好きです。

TOKYO2020招致が決まった時は興奮が止まらなかった程です。

すぐそこでオリンピックが開かれるんだぁ~~~と。

その時は東京に住んでいたし。。。。

 

私はすぐさまボランティアに応募しました。

観るだけでなく、何かしらTOKYO2020に関わりたいと思ったのです。

都市ボランティアという競技場の外で行うボランティアに応募しました。

まずは面接をして、知らない人達とゲームをし、ユニフォームのサイズを決め、

また代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターで集合研修を受けました。

その直後です!! 新型コロナウイルスが蔓延し始め、世の中が変わってしまったのは。

 

密になってしまう集合研修は無くなり、すべてオンライン研修となりましたが、

運営事務局始めボランティアの人々も、2020年7月からオリンピックが開催されると

信じて疑わなかったはずです。

しかし、TOKYO2020は一年延期となってしまいました。

そしてその後私は地方へ移住してしまいました。

 

それでもボランティアには参加するつもりでオンライン研修は続け、

最後の集合研修に参加し、ユニフォームも受け取りやる気満々でした。

しかし、しかし緊急事態宣言が発令され、ライブサイトは無くなり、

無観客となり、都市ボランティアの仕事はほとんど無くなりました。

極々少数の活動も東京在住者のみとなり、地方に住む私の参加は皆無となりました。

手元には神妙な顔で写るIDカードと、まっさらなユニフォームが残りました。

 

私の東京オリンピックパラリンピック

2年間も暖めてきたボランティア活動への意気込みは萎んでしまいましたが、TOKYO2020はコロナ禍の開催でも私は大いに盛り上がり、

たくさん、たくさん感動をいただきました。

毎日テレビにかじり付いて観戦し、感動のあまり何度泣いた事か!!

メダルを取っても取らなくても、日本人も外国人も、健常者も障害者も

各々がTOKYO2020への参加を目指し、努力を重ねた姿を想像するだけで泣けます。

 

私は気付きました。

ボランティア活動でTOKYO2020に参加しようと決めた時から頑張った自分を。

オンライン研修で培った知識は決して無駄ではないのです。

TOKYO2020では発揮出来なかったけれど、私の財産となっているはずです。

 

感謝

運営事務局の方々は、本当に大変だったと思います。

オンライン研修の作成、目まぐるしく変わる方針や質問への対応、等々。。。

「都市ボランティア ポータルサイト」が先日閉鎖されました。

アクセス出来なくなってしまい寂しさを感じましたが、

運営事務局の方々へ心から感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

シニア女子 大都会から地方へ移住⑤

iPhone使っている人、教えてぇ

自称ITダメダメ人間、私の携帯はiPhoneです。

私のiPhone、最近ちょっと不機嫌です。

 

私は初めてスマホに変えた時からず~っとiPhoneです。

機能の多くは使えてないけど、今まで何の問題も無く使ってきました。

今のiPhoneは機種変更してから、まだ一年経っていないのに、

みんなが使っている最高コミュニケーション手段、LINEアプリが急激に熱を発し、

送受信が出来ないようになったのです。

電源をオフにして再開すれば送受信も可能になりますが、

その症状を繰り返すのですご~くストレスです。

サポート窓口に電話相談し、改善の手段を探るべくいろいろ試みましたが、

結局アップルストアへ行って解決策を探った方が早いだろうという事になりました。

 

ところが移住先にはアップルストアがありません!!

それでも代理店のような相談窓口があったのですが、何せ自宅から遠い!!

予約を取って、電車とバスを乗り継いで到着まで一時間以上掛かります。

担当してくださった方に試みた手段を報告し、他の解決策を相談しました。

その方は時間をかけて聞いてくださり親切な方でしたが、

結局最後は初期化しか無いとで言うのです。

   えぇ~~!!そんなアホなぁ~。

代理店でLINEを使っても不具合が出なかったので、

家のWi-Fiと相性が悪いのか⁈とも考えています。

仕方無くしばらく様子見とし、また一時間かけて帰りました。

 

地方で携帯に不具合が起きたら。。。

IT苦手な人が移住すると詳しい人がが周囲にいない、相談窓口が近くに無いで、

ストレスと時間とお金が掛かる事を知りました。

移住先では何でも探り探りの日々が続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

シニア女子 大都会から地方へ移住⓸

コミュニティが欲しいぃ~

移住先ではひとりぼっちです(ー_ー)!!

元々たいした趣味も無く、定年退職後の移住は仕事仲間もいません。

親戚と数人の友人がいますが、みんな既に生活の基盤が整っているし

突然やってきた新参者を構っているヒマはありません。

 

現在は朝の時間もたっぷりあるので散歩を始めました。

毎朝だいたい同じ時間帯に歩いていると、会う方も決まってきます。

すると一人二人会話をしてくださる方も出てきて、

私より十歳程年上のおば様と、会えばお話をするようになりました。

私が移住して来た事を知ると、地域のグルメ、観光、医療など

いろいろと教えてくださり、しばらく会わないと心配もしてくださいます。

でも決してベタベタする事なく、とてもいい距離感で会話が出来ます。

こんな風に歳を重ねて行きたいなぁ、散歩の合間の数分だけでなく、

もっとゆっくりお話ししたいなぁ、と思わせてくれます。

いつかお誘いしてみようかな⁈

 

コミュニティとは⁈

自ら積極的に外に出て求めないと、何も生まれないですね。

シニアの移住生活もまだまだこれから! 一歩一歩です。