猫と人間の話で、涙と鼻水が止まらず脱水症状になりかけた本
こんにちは。 らみいちゃです。
こんなに暑いんじゃあ、家でのんびりするしかない!
灼熱の真夏と雨の日は引きこもるに限る!
「そうだ、図書館で借りてきた本を読まなくちゃ」と思いつき
一日であっという間に読み終わってしまった本の事を書こう。
私は猫が大好きです❣
子供の頃、実家には鼻が黒い三毛猫の”ミーちゃん”がいました。
今でも街で猫を見かけると、猫なで声の変なおばちゃんに変身です。
そんな猫好きの私が図書館で手に取った本、良かったわぁ。
旅猫リポート(有川 浩 著)
「猫が旅する⁈ その辺を彷徨う野良猫の話か⁈」
確かに野良猫に出会う所から始まるのだけれど、
読み進むうちに何度も何度も、涙を拭き拭き、
ティッシュが底をつくかと思うくらい鼻をかみました。
電力節約で扇風機だけで過ごしていた私は、
「やばい! こんなんじゃ脱水症状で倒れちゃう!」と危険を察知して
水筒を横において、一日中読み続けた本です。
小説は野良から飼い猫に成り上がった”ナナ”と、
その飼い主である”サトル”が一緒に旅をする話です。
ある時サトルに愛猫ナナを手放さなくてはいけない事情がおこって
ナナを引きってくれそうな古い友人を訪ね歩く旅です。
だけど何処に行っても結局はナナを連れて帰ってしまうサトル。
旅を通して、友人との関係性を通してサトルの優しさ・強さ、
そしてナナとの絆が描かれています。
猫好きの人、読んでほしいわぁ~🤍
だけど絶対泣くでッ‼
最寄りの図書館には有川浩さんの文庫本が少なくて、
仕方なくハードカバーを借りたのですが、
重くて手に取るのが億劫になり、しばらく放って置いた事を反省です。
泣いて泣いて、でも最後はナナが希望をくれたようで、心が洗われました。
実家で飼っていた鼻黒”ミーちゃん”、私が中学生の時に死んじゃいました。
その時は部屋で一人泣いたなぁ~。
マジックで眉毛を描いたり、ひげを切っちゃったりして遊んでたけど、
大好きだったよ。
そんな事してごめんネ、ミーちゃん!
何十年も前の事を今更謝って、許してくれるでしょうか。。。。