2時間分のアルバイト代を受け取って、日雇人夫さんに思いを馳せた日
こんにちは。 らみいちゃです。
昨年アルバイトしていた”かき氷屋さん”、今年も始まりました。
まだ土曜、日曜を含めた数日だけらしいのですが、
連日灼熱の真夏日でお客様は大入りのようです。
お昼過ぎに突然オーナーから
「助けてくれぇ~。人手が足りないよ~。」
と連絡がありました。
どうせ私はことごとく就活に失敗した暇人ですよ。
と、心の中で少し拗ねた思いはありながら
「喜んでお手伝いに行きます!」
と二つ返事で短時間のアルバイトに出かけました。
行ってみたら店内はお客様で溢れているではないですか‼
おぉ~!今日も大盛況、良き❣良き❣
しかし、かき氷は間に合ってない、洗い物はいっぱい、厨房内はバタバタです。
またお客様だ!
「いらっしゃいませぇ~。空いてるお席にどうぞ~。」
一年ぶりの接客だけど、いつもより2オクターブも高い声で挨拶をする私。
うんうん、喉は衰えてないね❣
お水とおしぼりを出し、かき氷の説明をし、
「お決まりになったら、お声掛けくださいねぇ~。」
と、マスク越しではあるけれど、満面の笑みで一旦さがる。
が、僅かな時間でも洗い物を減らさねば・・・。
そして注文を取り、かき氷を運び、また洗い物・洗い物。
あっ、またまたお客様。
「いらっしゃいませぇ~。空いてるお席に・・・😮」
きゃ~。テーブル片付いてないじゃん。
「只今片づけますので、少々お待ちくださいねぇ」
と、そそくさと片づけ、アルコールスプレーをシュッシュッ。
そして洗い物、洗い物~~~~。
私の身体はまだまだ軽快に動きますよ~。
こんなプチパニックの戦いが繰り返され、時計を見ればあっという間に2時間経過。
お客様も一段落して、山積みの洗い物も綺麗になりました。
店の外をみたら雨☂☂が降り始めているではないですか。
気温も少し下がったみたい。
そうなると、かき氷屋のお客様はパタリと止まるんだなぁ~。
本当に誰も来る気配がありません!
「○○さ~ん(私の名前)、せっかく来てもらったけど、
お客様は来なさそうだし、あとは一人で大丈夫だから、
もう上がっていいよ。」
と、オーナー様はおっしゃいました。
あと2時間は働くつもりだったんだけど。。。。
仕方ない、2時間分のアルバイト代をいただいて帰りましょう。
帰り道、ブツブツ・・ブツブツ
お店まで僅か10分だし、どうせ暇だし、いいけどね。
日雇人夫ってこんな感じなのかなぁ~と思いましたね。
正社員、派遣社員、パートタイム、アルバイト・・・雇われて働く方法は様々だけど、
雇い主から「もういいよ。」と言われたら、働いたその日にお金を受け取って帰る。
そして明日は同じ職場に行くとは限らない。
良し悪しの判断は私には出来ないけど、
きっと知らない世界があるんだろうなぁ、と感じた一日です。